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完全オーダーメイドの注文住宅で叶える! アウトドアがもっと楽しくなる家づくり

2022.07.06

今回はアウトドアやキャンプ好きのための家づくりのポイントをご紹介します。キャンプに、はまればはまるほど、増えてしまうのがキャンプギアの数々。収納スペースをどのように確保するかが重要になってきます。また、お家でアウトドア気分が満喫できるとさらに楽しみが増えます。休日のアウトドア生活がもっと楽しくなる住まいづくりについてまとめました。

1.準備や後片付けの便利さを重視した家づくり

アウトドアを楽しむためには、準備と後片付けがスムーズに行えるかどうかもポイントになります。「どこに何を片付けたのか分からない」というのでは準備に時間がかかってしまいます。また、土で汚れたキャンプギアや雨でぬれてしまったテントを少しでもラクに片付けたいものですよね。家づくりの早い段階から、収納スペースを確保することはもちろん、用品の出し入れや車への荷物の積み込み作業、後片付けのことも考えた間取りを設計士と話し合いましょう。

1-1.ビルトインガレージ

車を格納するスペースを家の中に確保するつくりのことを「ビルトインガレージ」と言います。屋内から愛車を眺めることがでるので、車好きの方に好まれています。

実はこのビルトインガレージ、キャンプ好きにも人気があります。なぜなら車への荷物の積み込みなどに便利だからです。増えてしまいがちなキャンプギアもガレージ内にまとめて収納しておけば、スッキリと片付けられます。キャンプギアのお手入れも同じ空間で行うことができ、収納兼アウトドアの趣味部屋として使うことができます。

また、アウトドア以外の面でもメリットがあります。キッチンへの動線を考えた間取りにすれば、買い物後の重たい荷物を運ぶのにも便利です。雨の日もぬれずに外出、帰宅できるのもうれしいポイントです。

デメリットとしては、1階の一部をガレージとして使用するため、居住スペースが少なくなるという点が挙げられます。居住スペースも充分に確保したいという方は3階建てにするという方法があります。そのほか、電動シャッターや壁の補強のため、コストがかかる。シャッターの開閉音やエンジン音が気になるというデメリットもあります。

ビルトインガレージのお家を建てたいという場合は、設計者と一緒にさまざまなメリットデメリットを比較して検討してみましょう。

1-2.土間収納

ビルトインガレージは予算的にも敷地的にも難しいという方は、玄関近くの荷物の搬入がしやすい場所に土間収納を設けるのもひとつの方法です。手持ちのアウトドア用品がどのくらいあり、どのように収納するかなど、早い段階から設計者と話し合っておくことで、見せる収納としてオシャレに片付けることもできます。

2.アウトドアをお家で楽しむ

普段、なかなかキャンプに出かけられないという方は、お家でアウトドア気分を満喫するというのもひとつの方法です。室内リビングと屋外テラスをつなげたアウトドアリビングや、リビングの一部にタイルを張った土間リビングなど、さまざまなスタイルがあります。

2-1.薪ストーブ

薪ストーブのゆらめく炎はヒーリング効果も

キャンプでのたき火しているような気分をお家で味わいたい人には薪ストーブがおすすめです。ゆらぐ炎を眺めているだけでも落ち着きますが、冬場は家全体を自然なぬくもりで温めてくれるのが最大の魅力です。薪ストーブ料理が楽しめるのもポイント。ピザを焼いたり、ダッチオーブン料理を作るなど、家にいながらアウトドア気分が味わえます。

2-2.庭、ガーデン

人工芝を敷くと子どもたちの遊びの幅が広がります

アウトドア好きの方には、小さくても庭をつくることをおすすめします。庭木や季節の花で四季を感じることができ、生活にうるおいが生まれます。庭にテントを張ってキャンプ気分を味わったり、お子さんのいらっしゃるご家庭では夏はプールを出して水遊びも楽しめます。また人工芝を敷いていると汚れも気になりにくく、庭の雰囲気もよくなります。

2-3. ウッドデッキ

ハンモックをつるすだけで特別な場所に

自宅で手軽にアウトドアを満喫するのにおすすめなのは、やはりウッドデッキ。木のぬくもりを感じられることから、とくに子どものいる家庭で人気です。また最近は雨に強い樹脂製のウッドデッキも流行っています。普段の子どもの遊び場所として、洗濯物を干すスペースとして、日常生活でも活躍します。アウトドア気分を満喫したいならバーベキューはもちろん、いつものごはんをウッドデッキで食べるだけでも非日常感を味わえます。ハンモックやブランコを設置して、のんびり過ごすのもいいですね。

2-4.土間リビング

「リビングに土間がある家」というとイメージしにくいかもしれませんが、昔ながらの日本家屋では、居間と土間が隣接しているのが一般的でした。屋内と屋外をつなぐ中間のスペースとして炊事をしたり、屋内では作業しづらいことを行う場所として活用されてきました。

室内に土間があるだけで、家の中の雰囲気はずいぶん変わります。木材とタイルなど、素材の違うものを組み合わせることで、視覚的にもオシャレな空間になり、人気が出てきています。庭に面した土間リビングはバーベキューや食事をする以外にも、便利な使い方ができます。メリットとしては「傷がつきにくく、メンテナンスしやすい」ということ。土間にはタイルやコンクリートなどの素材が使われることが多く、傷や汚れを気にしないで活用できます。そのため、アウトドア用品の手入れをする場としても活躍します。リビングの一角で作業できるのもポイントです。また「庭への動線が短くなる」のもポイントです。リビング→土間→庭という動線となり、子どもたちが庭で遊びたいとき、家庭菜園の野菜を収穫しに行きたいときなど、玄関まで行かなくてもすぐに庭に出られるので便利です。

2-5.ベランダ、バルコニー

2階以上の階にリビングを考えている方は、広めのベランダやバルコニーを設置するのもよいでしょう。周囲の視線を気にすることなく、プライベート空間でアウトドア気分を楽しめます。

「ベランダ」と「バルコニー」は屋根の有無によって定義されています。室外の専用スペースに出て上を見たとき、屋根が設けられている場合を「ベランダ」。屋根がなく、開放された空間を「バルコニー」と言います。また、下の階の屋根部分を利用してつくられた屋根のない室外スペースを「ルーフバルコニー」と言います。屋根のある「ベランダ」は雨風や夏の日差しから守ってくれるというメリットはありますが、開放感には少し欠けるかもしれません。一方、バルコニーは屋外と同じような感覚ですので開放感は抜群ですが、お天気に左右されます。

まとめ

アウトドアの楽しみ方は十人十色。お家づくりも同じで、住む人に合わせたプランが必要です。弊社の建築士はアウトドアが大好きですので、あなたのアウトドアライフがより楽しくなるプランを提案できます。アウトドア好きな方、ぜひお気軽にご相談ください。