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自由設計の注文住宅だからこそ実現できる! 家族構成や生活スタイルに合わせた理想のダイニングとは?

2022.10.12

今回はダイニングについてです。ダイニングキッチン、リビングダイニングなど「ダイニング」と言ってもイメージは人によって違うかもしれません。毎日過ごす場所だからこそ、機能的で居心地のよい空間にしたいものです。家族構成、ライフスタイルによって求めるカタチもさまざま。あなたならどのような空間で大切な人と食卓を囲みたいですか?

1. ダイニングとは?

そもそもダイニングとは「ダイニングルーム」 を略した言葉で、本来はキッチンやリビングから独立した「食事をする部屋」のことを言います。日本ではダイニングを独立させた形は一般的ではなく、キッチンやリビングと一緒になった形が主流です。間取りにすると、以下のように表現されます。

・独立したダイニング(D)

・ダイニングとキッチンの一体型(DK)

・リビングとダイニングの一体型、キッチンは独立(LD)

・リビング、ダイニング、キッチンまでの一体型(LDK)

日本では住宅事情などからリビング、ダイニング、キッチンまでひとつの空間にある「LDK」のスタイルが多く見られますが、生活スタイルによって使い勝手なども異なります。メリット、デメリットについてまとめてみました。

1-1.独立したダイニング(D)のメリット、デメリット

・メリット:来客時に生活感が見えにくい、食事のにおいがほかの部屋にもれにくい

・デメリット:料理などを運ぶのに手間がかかる

1-2.ダイニングとキッチンの一体型(DK)のメリット、デメリット

・メリット:家事効率がよく、スムーズに食事ができる

・デメリット:リビングにいる家族とのコミュニケーションが図りにくい

1-3.リビングとダイニングの一体型(LD)のメリット、デメリット

・メリット:調理の際のにおいや煙がほかの部屋にもれにくい

・デメリット:料理などを運ぶのに手間がかかる

1-4.リビング、ダイニング、キッチンまでの一体型(LDK)のメリット、デメリット

・メリット:家事効率がよく、スムーズに食事ができる、家族とのコミュニケーションが図りやすい

・デメリット:来客時に生活感が見えやすい、調理や食事の際のにおいがリビングにも広がりやすい

2.生活スタイルに合わせた理想のダイニングとは?

2-1.食事の準備や片付けに便利なダイニングキッチン

ダイニングは家族みんなが食事の際に集まる使用頻度の高い場所です。そういう点からもダイニングとキッチンは同じ空間の方がよいでしょう。また家族で食事の準備をしたり、後片付けしやすい形にするのも大切。協力し合うことで家事もスピーディに行えますし、家族とのコミュニケーションも図れます。

2-2.家族の気配を感じられるLDKスタイル

お子さんがいる場合、リビング、ダイニング、キッチンを一体にしたLDKスタイルがおすすめです。食事の準備をしながらリビングで遊ぶお子さんに声を掛けたり、ダイニングデーブルで宿題をするお子さんの様子を見ることができます。家族がそれぞれ別のことをしていても、お互いの気配を感じながら過ごせます。

2-3.来客が多いなら独立型ダイニングを

来客が多い、ホームパーティを行いたいという方には独立したダイニングがおすすめです。片付いていないキッチンの様子を見られることもないので、気にせず食事を楽しむことができます。

3. パターン別の実例紹介

家族構成や生活環境によってダイニングのスタイルはさまざまです。ここからはいくつかの実例をご紹介します。

3-1.家事動線を意識した子育て世代のLDK

キッチンとダイニングテーブルを一体化した横並びレイアウトは、特に子育て世代におすすめです。作った料理をすぐにテーブルに出せるので時短にもなりますし、調理をしている間、テーブルで子どもが宿題をしたりすることもできます。また白を基調とした壁面に家電や食器などをまとめて収納すれば、コンパクトですっきりとした印象になります。

3-2.非日常感も味わえる便利な小上がり風ダイニング 

ダイニングテーブルの片方はイス、もう片方は小上がり和室という和洋折衷タイプのダイニング。子育て世代にはおむつ交換や子どもの遊び場として畳スペースを設けると便利です。

ダイニングキッチンの一角に小上がりスペースを設けると来客時はもちろん、自宅に居ながら小料理屋の雰囲気を味わえるかもしれません。

3-3.家族の一体感が生まれるダイニングキッチン

キッチンを独立した場所に島のように設置した「アイランドキッチン」。広いスペースでキッチンの四方すべてから調理や配膳を行えるので、複数人で食事の準備や後片付けをしたりできます。子どもとおしゃべりをしながら調理をするなど、家族とのコミュニケーションを大切にしたい方におすすめのスタイルです。

3-4.日常使いだけでなく来客時もイメージした多目的ダイニング

コンロと流し台を別々に設置したキッチンは広々としているのが魅力のひとつ。普段の食事はダイニングテーブルで。

お客様をお招きした際は小上がり和室で食事を楽しむことができます。和室は障子戸を閉めるとプライベート空間になり、用途に合わせて雰囲気を変えられます。

3-5.ホームパーティなど大人数が集えるおしゃれキッチン

ホームパーティにも対応できるようゆったりとしたキッチンスペース。壁面や家電も黒で統一してスタイリッシュな雰囲気を醸し出しています。大人数を自宅に招き、食事をする機会が多いという施主様のご要望にお応えして、特注のダイニングテーブル&チェアでそろえました。リビングには薪ストーブやカウンターバーもあり、居心地のよい空間を演出してくれます。

一方、こちらはお家全体を白で統一した開放感のある空間。キッチンも部屋の雰囲気に溶け込んでいます。キッチンやリビングからテラスへとつながっているのもポイント。テラスにテーブルを出してオープンカフェ気分で食事を楽しんだり、ホームパーティを開くのもピッタリです。

まとめ

毎日、過ごす場所だからこそ、ダイニングは大切な空間です。ご家族や大切な人たちと笑顔で食卓を囲めるようなプランをご提案させていただきます。どうぞお気軽にご相談ください。